プレス加工の最高峰「絞り加工」を極める:キョーワハーツの順送金型技術

当社は、プレス加工の最高峰とされる絞り加工において、順送金型(プログレッシブダイ)という革新技術を基盤とすることで、高い生産性、安定した品質、優れたコストパフォーマンスを実現し、高難度な金属加工の課題解決を強みとする専門企業です。
 
株式会社キョーワハーツは、自動プレス金型による絞り加工に焦点を当て、コストパフォーマンス、高品質、短納期に優れた製品提供を強みとする金属加工の専門企業です 。本記事では、プレス加工の中で最も難易度が高いとされる絞り加工の奥深さと、それを可能にする当社の順送金型(プログレッシブダイ)技術について解説します。
 
 
1. 「絞り加工」の奥深さと難しさ
 
絞り加工とは…
1枚の金属薄板を金型で押し込み、塑性変形させて、円筒、角筒、円すいなどの底付き容器形状(シームレスな形状)に成形する加工法です 。

自動車、家電、医療容器など、高い気密性・液密性・強度が必要な製品に活用され、製造工程の簡素化とコスト削減に貢献します 。
プレス加工の中で最も難易度が高いとされ、金属の塑性を最大限に引き出すために極めて高度な技術と経験が必要です 。
 
技術的課題として、金型設計(ミクロン単位の精密さ)、作業者の熟練の勘と経験、機械の微細な設定と制御、材料特性の深い理解、適切な加工油の選定と管理など、多岐にわたる要素の絶妙なバランスが求められます 。
このバランスが欠けると、製品にしわ、ひずみ、割れといった不良が発生します 。
 
2. キョーワハーツの革新技術:順送金型(プログレッシブダイ)
キョーワハーツの技術の基盤は順送金型(プログレッシブダイ)です 。これは、絞り加工の生産性、品質、コストパフォーマンスを劇的に向上させる技術です 。1つの金型内に複数の異なる加工工程を連続して配置し、1回のストロークで複数の加工を同時に行います 。従来の単発金型(工程ごとに異なる金型とプレス機械を使用)と比較し、順送金型には圧倒的な優位性があります。
 
〈生産性の劇的な向上〉
 1台で複数の金型以上の生産能力を発揮し、時間短縮とコスト削減を実現します 。

 
品質の安定性向上〉
 各工程が1つの金型内で完結するため、工程間のバラつきが抑制され、
 均一で安定した品質の製品を大量生産できます 。

 
〈コストパフォーマンスの最適化
 設備投資や人件費の抑制により、製品のトータルコストを大幅に削減します 。
 
設計の自由度〉
 刻印、穴あけ、曲げ、絞りといった多工程を組み込めるため、
 複雑な形状の成形が容易になります 。

 
3. キョーワハーツが選ばれる理由
キョーワハーツは、独自のノウハウと順送金型技術を駆使し、他社では難しいとされる高難度な絞り加工の問題を数多く解決してきました 。
多様な金属材料と複雑な製品形状の加工を通じて蓄積された膨大なデータと熟練の技術者のノウハウを基に、最適な解決策を導き出すことを強みとしています。
 
注力点
 *最新技術(順送金型など)への積極的な投資と挑戦
 *金型設計から材料選定まで含めた総合的なソリューション提案力
 *厳格な品質管理体制と短納期、納期遵守へのこだわり
 
キョーワハーツは、これからもお客様の「こんな製品を作りたい」というニーズに対し、長年の経験と最新の順送金型技術をもって、最適なソリューションを提供し続けてまいります。

絞り加工や精密プレス加工でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました! 


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