

第69期を迎えてのご挨拶
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、キョーワハーツは本日より第69期を迎えることとなりました。1951年5月の創業以来75年目、また1958年に株式会社となってから数えて第69期となります。これもひとえに、長きにわたり弊社をご支援くださった皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。
弊社は1951年、東京都目黒区の桜の名所として知られる目黒川沿いで初代が産声を上げ、1996年6月に現在の横浜市港北区へと拠点を移してまいりました。
創業以来、扱う製品は固定電話から始まり、トランジスターラジオ、テレビ、ビデオカメラ、携帯電話、自動車電装品、半導体へと時代に合わせて変化させてまいりましたが、一貫して金属プレス加工から離れることなく、事業を継続してまいりました。
この歴史から学んだのは、時代が求めるニーズを的確に捉え、技術を適応させる企業存続の力です。
そして今、私たちが貢献するキーワードは「小型化・軽量化」です。「小型化、軽量化」に関わるご案件がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
二代目は1991年に先代より引き継いで以来、「脱下請け」を目指し、自社商品開発などさまざまな取り組みを推進してまいりました。
その過程で培われたものは、まさに「自分たちで考えるものづくり」の姿勢と「他にないものを作り出す意欲」です。この精神は今や弊社の確固たる企業文化として定着しております。
来年迎える第70期からは、三代目が女性社長として新たに舵を取ります。
この第69期は、その新しい時代への飛躍に向けた「準備の年」と位置づけ、これまでに培った精神をさらに磨きをかけ、新しい時代に通用する会社となるべく、良いと思うことは何にでも果敢にチャレンジしてまいります。
今後とも、中小企業ならではの小回りと機動力を生かし、「日本のものづくりを元気にする」、「日本品質のものづくりを世界に発信する」という取り組みを力強く進めてまいります。
皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。