寒暖差の激しい今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごししょうか？
キョーワハーツの坂本留実です。

最近、ChatGPTなどのAIを使う機会が増えてきました。
先日「ハルシネーション」という言葉を知ったので、ご紹介したいと思います。

■ハルシネーションとは？
AIを使っていて、「それっぽいけど実は間違っている」回答に出会ったことはありませんか？
これは、AI特有の「ハルシネーション（hallucination）」という現象かもしれません。

もともと「幻覚」という意味のこの言葉は、AIの分野では
「もっともらしいが事実ではない、根拠のない情報を出力すること」を指しています。

たとえば「源頼朝は平安時代の画家ですか？」という問いに対して、
AIが「はい、有名な日本画家です」と自信たっぷりに答えるような場合です。

このようにAIは、整った文脈で自然に見せるよう訓練されているため、
ときに完全な誤情報でも堂々と答えてしまうそうです。

■対策ポイント
ハルシネーションを減らす方法をいくつかご紹介します。

1.あいまいな質問を避ける
　例：「加工の不良対策を教えて」→範囲が広すぎて、的外れな回答に。

　→「アルミ材のプレス加工におけるバリの原因と対策を教えてください」など、
　　具体的な対象と目的を明確にするのがコツ！

2.「事実に基づいて」と明記する
　例：「出典のある情報のみで答えてください。不明な点は不明と記載してください」

3.社内用語や略語を避ける
　独自用語をAIは理解できず、誤解や暴走のもとになるんだそうです…

4.必ず人が確認する
　AIが出した答えが「正しそう」でも、図面・標準書・実務経験と照らし合わせる習慣が必要ですね！

■人間にも「思い込み」がある
考えてみれば、私たち人間も似たようなことをしているような…
「先輩から聞いた」が唯一の根拠
「昔からこのやり方でやっているから」
「一度うまくいった」が普遍的な正解になってしまっている

これらも一種の「ハルシネーション」かもしれません。

AIも人間も、思い込みで判断してしまうリスクがあります。
だからこそ、「正しい問い方」と「確認する習慣」が、現場における信頼性や品質を支えていくのだと感じます。

「問い方」と「確認力」を磨いて、AIと一緒により良い現場づくりを目指していきたいものですね。

公式LINEで疑問や問題課題をスピーディーに解決！
私たちは「金型設計」「試作」「量産」の一貫サービスを提供する製造業のパートナーとして、
多くの企業様の製造現場を支えてきました。
製造現場では日々、効率化や技術的な課題が発生しているのではないでしょうか？

「プレス加工の歩留まりをさらに向上させたい！」
「試作、量産段階でコストを削減するにはどうする？」
「求める性能を満たす材質はどれだろう？」

こうした疑問やニーズにお応えするため、私たちは 公式LINEを開設しました！ 
疑問や問題課題をスピーディーに解決する窓口を提供します。

 ▼ 詳細/LINEご登録はこちらから ▼
https://acs-l.jp/corp/kyowa-hearts/news2505.html

製品開発のヒントになれば嬉しく思います。

詳細・URL：https://www.kyowa-hearts.com/blog/20250512095102/

ぜひご一読ください！

┏【４】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃技術ブログ始めました！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆┛
キョーワハーツの坂本留実です。技術ブログを書き始めてみました。
プレス加工や金属選定に関わることなど…週１ペースで書いてます！
よろしければぜひご覧ください(*^^*)

◆技術ブログはこちら：https://www.kyowa-hearts.com/blog/?cat=BLOG

┏【５】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　展示会出展予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆┛
第37回 ものづくりワールド東京「機械要素技術展」に出展いたします。

■日時：2025年7月9日 (水)～11日(金)10:00～17:00
■場所：幕張メッセ（2ホール、小間番号6-32）
■詳細はこちら：https://acs-l.jp/corp/kyowa-hearts/mw25.html