技術ブログ「知られざる実力者!身近な場所で活躍する板バネの世界」
こんにちは!キョーワハーツの坂本留実です。
技術ブログを開いてくださりありがとうございます!
今回は、技術ブログ「知られざる実力者!身近な場所で活躍する板バネの世界」についてご紹介していきたいと思います。
コイルバネに比べ専門書での記述は少ないものの、医療機器、自動車、電気産業などではコイルバネより使われることも多い板バネ。
近年、接地用板バネの需要増で使用頻度も高まっています。
板金部品である板バネは多種多様な形状があり、薄板バネ、重ね板バネ、皿バネ、渦巻きバネの4つに分類されます。
多彩な形状と用途を持つ板バネ
薄板バネ:板状で最も一般的なタイプ。接点、スイッチ部品、電池ケース電極、コンプレッサーバルブ等に幅広く使用され、複雑な形状にも対応。
重ね板バネ:複数の板バネを重ねた構造で設計・組立が容易。トラック、バス、鉄道車両等の大型機器に使用され、応力分散で耐久性向上。荷重負荷と構造支持、ダンピング効果も。ただし、スペースが必要で位置決めが難しい場合も。
皿バネ:円すい状で狭い場所でも高荷重に対応可能。ねじの緩み止め、ガタ防止等に利用。狭い空間に効率的に配置可能。
渦巻きバネ:渦巻き状でぜんまいバネとも呼ばれる。かつては玩具や時計、扇風機、コードリール等に使用。高い荷重と長い動作範囲には板材が使用。現代では自動車シートベルト巻取り装置に多い。
生産量で変わる加工方法
少量生産では型不要のワイヤ加工機やレーザー切断機で切断・曲げ加工。手作りが比較的容易です。
量産では単発型、順送型、トランスファー型によるプレス加工。
試作時のブランク形状製作には微細レーザー、ワイヤー放電、エッチング、簡易金型プレス等があり、精度と数量で選択。
曲げ加工は豊富な仮型で短納期・低コスト。
量産では単発型、順送型、トランスファー型によるプレス加工。
試作時のブランク形状製作には微細レーザー、ワイヤー放電、エッチング、簡易金型プレス等があり、精度と数量で選択。
曲げ加工は豊富な仮型で短納期・低コスト。
キョーワハーツは、シミュレーション困難なバネ性・滑り性・耐久性が重要な薄板バネを得意とし、試作から量産まで対応。
短納期ニーズには提案力、素材調達力、短納期対応力で応えます。
開発初期から要件を深く理解し、最適な材質・工法を提案する開発パートナーを目指し、薄板バネと皿バネを得意としています。
短納期ニーズには提案力、素材調達力、短納期対応力で応えます。
開発初期から要件を深く理解し、最適な材質・工法を提案する開発パートナーを目指し、薄板バネと皿バネを得意としています。
普段意識しない板バネですが、多様な形状と用途で様々な製品を支えています。その役割を知ると、身の回りの製品への見方が変わるかもしれません。
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