さて話が再び脱線しましたが東南アジアに戻りましょう。

東南アジアの金属加工業の方々をバックアップするために日本やドイツの鉄鋼メーカーが大規模なコイル供給センターを、シンガポールやタイに主に商社の運営で活動していました。

プレス金型材料の供給業者、金属加工油を販売する業者、熱処理専門業者、表面処理業者など、金属加工業の周辺技術関連業者も日本から進出していました。

さらに加工プレス機械メーカーや工作機械のサービスセンターも充実した設備を有し支援していました。

最近では塗料、水処理装置などの日本企業がタイ、ベトナム、マレーシアなどに進出しています。

金属加工業はこれらの企業が重要なインフラ条件となり、このおかげでより一層の仕事の広がりが得られます。

加工機械だけ現地に持ち込んで全て現地で調達できる地域もありますが、日本製と同等の品質・生産性・納期・製品種類などを求めるとやはり日本企業の進出に依るインフラ環境が必要とされます。

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